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プロフィール

松風夢之進(まつかぜゆめのしん)

Author:松風夢之進(まつかぜゆめのしん)
生年月日 1975年9月5日
出身地 福岡県 ( 現在は江戸に在住 )
血液型 O型 
身長169㌢  体重59㎏
靴サイズ 25,5
流派 伊賀でも甲賀でも風魔でも無い博多忍者
性格 負けず嫌いなマイペース
特技 床に着いて5秒で就寝 起きて5秒で活動出来る
座右の銘 夢は背負わず抱きしめろ!!

主な活動

ロック、民謡、演歌・歌謡

和太鼓 
[奏者/講師]

津軽三味線
北村流名取[講師]

松風夢之進 事務局

出演依頼、問いあわせなど           お気軽にどうぞ!!

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2002年~今井雅之主演監督舞台MAKOTO

今井雅之主演監督舞台MAKOTO

ゆく年くる年~2002
puro.jpg

『ゆめちゃん、オーディションに応募したら?

今井雅之さんが舞台キャストの募集やってたよ^-^

ゆめちゃんバイタリティとガッツあるし演技力もあるから受かるよ絶対!!』

という恥団中津支部長由美姉さんからのオススメ。最初は乗り気で無かったが

ご丁寧にオーディション雑誌とオーディション情報まで送ってくれる熱烈推薦に

『よし、いっちょやってみるか!!!』

と受けた27歳にして人生最初の俳優オーディション。

その後の人生を変える大きな転機となった

 

登場人物紹介

出演:  1i_masayuki_prof.jpg 今井雅之(近藤勇) 

この舞台のボス。空手二段、柔道二段

自衛隊上がりの超体育会系俳優。

強面でシリアスなヤクザや任侠者が多いが

THEウインズオブゴッドやすっぴんぶるうすに観られるコメディーな一面も持ち合わせている。

技術が発達しCGや特殊効果で誤魔化す事が当たり前になってきた芸能界において

時代錯誤でありながらも俳優そのものの魂とリアル演技で魅せる

数少ない本格派俳優、であり監督。

宮川大輔宮川大輔(土方歳三) 

ヨシモトの看板タレントとしてルミネTHE吉本やTV、舞台で活躍中。

舞台MAKOTOでは鬼の副長土方を演じ

どこか愛嬌のあって憎めないこれまでに無い新しい土方像を生み出した。

そんな土方が近藤の腕の中で死んでゆくラストシーンには観衆のみならず

何度も観ているにも関わらずキャストやスタッフも袖で涙した。

舞台前後は台詞の多いメインキャストは台詞合わせ、学生隊はアクションの確認や身体を動かす事が多かったが

近藤に告ぐ台詞の多さであったにも関わらず

スエットスーツに身を包みひたすら集中してトレーニングをするアスリートのような印象が残ってる。

アキラ AKIRA (坂本竜馬)

俳優とプロレスの黄金の二足わらじをこなすスーパーマン。

蝶野正洋、 武藤敬司らと共にプロレス界を沸かせる。

海外リングでの評価も高く、第16代IWGP Jr.チャンピオンの座を獲得。

大怪我を負ったのを機に役者の道に足を踏み入れ

小堺一樹、関根勤らの所属する浅井企画に所属し映画、TV、舞台で活躍中。

この激動の体験を活かし現在はパーソナルトレーナーとして

ジムで老若男女無理なく身心共に鍛えられるエクササイズ指導も行っている

小野寺丈.小野寺丈 (山崎蒸)

特に高島政宏が主演を務めたロングヒットドラマ『HOTEL』の

先輩ベルボーイ役が記憶に残る。

ドラマでは後輩に遅れをとりうだつの上がらない先輩役であったが

実際に生舞台での存在感は圧倒的で個性派揃いの豪華キャストであるにも関わらず

お客さんの記憶に残る一二を争う強烈なインパクトを与えた。

現在は自身主催のジョーカンパニーを立ち上げ全国各地での公演を中心に活躍中。

清水たくぞう清水拓蔵 (藤堂平助)

キャスト随一のイケ面俳優。

毎日来ても楽しめるサービス精神からか

舞台物語の大筋は変わらないがアドリブで進行する事も多く

中でも藤堂の笑顔は一際輝いておりズキュンと射抜かれた者は

男女問わず多いはずである。

身心共に困憊達する中でのピカイチのあの笑顔は

心から舞台を楽しんでいないとあの笑顔は出せ無いであろう

aniki12.jpg 新地雅之介(鈴木美樹三郎) 

ボクシングの西日本チャンピョン。

ご覧の通りヤクザそのものの顔立ちなのでVシネや極道シリーズで大活躍。

舞台MAKOTOではとってもお茶目でチャーミングなテキヤの弟分を勤め

名シーンだらけの中の名シーンとして観に来たお客サンの記憶に刻まれた。

 田中正範 田中正範(学生隊中核)

テコンドーと空手の達人。

今井さんからの信望も厚く

キャストの間でも殺陣の先生や今井さんが忙しい時のアクションシーンの相談などで彼を頼る者も多かった。

学生隊の中心人物を演じつつも

主演であり監督でもある今井さん自身が客観的に舞台構成を練る時の影武者を務めた。

2009年白血病で若くして他界。

死してなおキャストの胸に厚く刻まれる今井組、チームMAKOTOが誇る役者。

 

最所美咲 最所美咲(おりょう)

福岡が生んだガテン系スーパー女優。

過去にミス福岡2000に選ばれた経歴を持ち、アクションバリバリのくの一としても活躍していた。

舞台その後も、今井さんの映画『すっぴんぶるうす』や

舞台『ウインズオブゴッド』など数多く出演し作中でメキメキと技術と個性を磨き

2008年、ついに自身プロデュースの劇団Oh!らばんばを立ち上げ

監督、主演女優としても活躍中。

 

そのほか写真資料が無くスペース上の都合割愛させていただくが

【機動隊】

串間保 (伊藤甲子太郎) 松本リス (原田佐之助) 岡安泰樹 (永倉新八) 大場達也 (井上源三郎)

古屋暢一(沖田総司) 竹匠(山南敬助) 大国千緒奈(おりょう・Wキャスト) 小松千代(中岡慎太郎) 

【学生隊】

ゆめのしん・宮崎ベンジャミン潤・木下郁夫・山本幸一・池田健太・大久保慎太郎・小貫薫・

本田克哉・草野千裕・切口健・加賀田浩二・蛯名勝利・永瀬健太郎・磯部洋人・松崎史也・ほか



4月 書類選考による一次オーディション。

全国から夢見る役者多数の応募があり総数1200人。

生まれついての汚い文字に情熱だけはタップリ込めて応募。

見事通過。


5月14日 二次審査オーディション

意気込みタップリのゆめのしんは自宅から

法被にドカチンズボン、下駄にシッポ、腰には刀を帯刀して

普通にバスに乗り福岡空港駅から地下鉄に乗り九州一の繁華街、天神の街を堂々と歩いて会場まで向かった。

途中警察に御用にならなかったのは奇跡だと思う。



受付前に一服してる所に
『下駄珍しいッスね。
俺も下駄好きでよく履くんスよ』
と陽気に話しかけて来る男がいた。
学生隊キャストのムードメーカー通称ベンジャミンである。
2002年MAKOTOベンジャミン
後に彼はこの時の動機について
『見るからに怪しい男やったんで』
と語っている。
ベンジャミンと下駄や雪駄のウンチク話をしていると
『間も無く受付開始しま~す。エントリーされる皆さんは受付前に集合してくださ~い』
とアナウンスが入った。
ゆめのしんをチロっとみて

受付嬢

『・・・・・その格好で来たんですか?』

『ハイ!!!!』

『・・・・・・・・・・・・』

一次オーディションは簡単なスピーチと自己PR。

前の挑戦者が色々とスピーチをして持ち技を披露

いよいよゆめのしんの番になり

『はい次はエントリーナンバー・・・

というが早いか立ち上がろうとするが名前が呼ばれない。

『ハイ、エントリーナンバー・・・』

また立ち上がろうとするが呼ばれず空回りの地団駄するゆめのしんをみて

他のエントリー者からクスクスと笑い声。

三度目の正直でようやく名前を呼んでもらえたと思ったら

『エントリーナンバー○○番、す・ぎ良太郎さん・・!?

『否、松風夢之進です!!!』

どうやらプロフィールに書いた好きな芸能人【杉良太郎】がよほど印象に残ったらしく

全応募者の中でも一番異質な存在なもんで

今井さん得意の漫才のネタ(種か?)にされたようである。

 

ドンドン質疑応答が続き

『では特技はありますか?』

との問いに無言で受け持参してきた刀を抜刀、

『えい!!』

『とう!!!』

『ヤアッ!!!!』

の掛声と共に審査員席に向って斬り込んでいった。

この時に朝日新聞記者のカメラのフラッシュがカシャカシャカシャ

記事かなにかにされるのでは・・・・・とドキドキしたが結局なんにもなかった(笑)

 

5月15日最終オーディション

応募者は更に人数を減らし

いよいよ演技力も兼ねた審査。

この時のボスの鋭い眼光と発した言葉は忘れられん

『役者は演技しよるうちはダメや。

悲しくも無いのに泣いたり嬉しくも無いのに笑ったり

・・・そんなんじゃ観るもんの心は打てん。

おのれのリアルな体験から感情を呼び起こすんや』 

最終選考は

落ちたボールをなにごともなく自然に拾う

冷たい氷に触れたとき

などのリアクション審査、

今井さんを相手に台本片手にマンツーマンの演技テスト。

『演技はせんでええ。素で読め』

素。簡単なようでいざ、素っと出来るもんでもないコレが・・・

ゆめのしんの時は土方役以外全部言わされ『俺チョッピリ期待されちょるんかな?』

などとほくそ笑みながらやってたらあっという間に終わってしまった。

『合格者には2日後に19:00~22:00の間で連絡がありますので・・・』

という事でオーディションは終わった。

合格発表当日。

朝から落ち着かない。受験の時はまったく関心が無かったが

この時は19:00前から電話の側から離れられんかった

22時、携帯電話のベルが鳴る 。

『おめでとうございます!!合格しました』

いよっしゃあ~~~~~~~~~~~~~!!!

素直に嬉しかった。

この後は朝の5時くらいまで全国のファンに勝利メールと祝勝のやりとりが続いたが

嬉しくてしょうがなかった。



10月26日ジャケパンフ撮影 
2002年MAKOTO10月26日パンフレット撮影
パンフレット用の写真を撮影。

福岡キャストの顔合わせでご飯&カラオケ。

今井さんはマチを歩いてもオーラが違い過ぎてスグにファンに見つかり

サインを求められていた。

そして宴酣で『男の尻とは・・・・!!』

みたいな話の流れになり男性陣は何故か尻を見せる展開になり

全員生ケツを出した。

そして最後に福岡キャストに今井さんからの熱いメッセージ

『オマエら本気で役者やるつもりなら東京に来て勝負せんかい!!

コッチでちまちまやりよるウチは他が認めても俺は認めへんぞ』

この言葉の意味をこの時は理解出来なかったが

後に全国ツアーを続け東京と博多の芸能の規模の違いを思い知るのである。


11月29日~稽古開始

2002年MAKOTO傷だらけ
とにかくリアルを追求する今井さんは

学生デモを行い篭城して機動隊と闘う学生隊の心情をトコトン追及。

身も心もボロボロの状態を再現するために

まずは全身の汗が絞り出るくらい身体を動かす

あまりの激しさにゲロする者もいた。しかし逃げ出す者はいなかった。

そしてお互いを蹴りと正拳でドツキあう。

ゆめのしんの相手は幸にも今井さんであった。

空手二段、まさしく熊のような一撃!!!

ミシ、いやズシっと重~い一発。

帰り道歩くのがやっとであった。階段がマジでしんどかった。

一週間後に本番とは思えないハードな稽古である

二日目も容赦無く肉練は行われた
2002年MAKOTO今井雅之&宮川大輔

舞台稽古中の一コマ。

厳しい中にも笑いも笑いも耐えない現場であった。

何よりも驚いたのはキャスト全員の舞台にかける意気込み。

誰一人ツライとも言わないし空き時間もストレッチや筋トレ、

台詞の合わせなど熱気とオーラと刺激がアチコチでひしめき合っていた。



12月5日~舞台本番開始

平成に新撰組が、坂本竜馬がいたらどうなっていただろう?

舞台は今井さんのそんな疑問から生まれた

2002年MAKOTO特攻服今井

舞台は機動隊と学生隊のド派手な抗争シーンから始る。

身体の底から雄たけびをあげ角材と機動隊の盾のぶつかる激しい音が会場内に響き渡る。

お客さんは思ったはずである『迫力ある演技やねえ・・・』

演技ではない。リアルなのだ。

舞台中は熱が入って役に成りきっているからお互いの身体の状態にまで気遣う余裕がなかったのだが

ある日控え室で偶然、共演の機動隊伊藤甲子太郎役串間保さんの着替えを見て驚愕した。

全身アザだらけで腫れあがっていた。

機動隊の盾は舞台用で薄くしてあり大の男の渾身の棒切れを全身で受け止めるには強度が足りない。

それでも保さんは『いいか、手加減すな。半端な演技でお客さんガッカリさすな』

と役者魂を貫いた。を魅せられた瞬間であった。

機動隊は安全靴を履いているため学生隊の中にも負傷するものや脇腹を骨折する者も続出。

ゆめのしんも骨折まではいかなかったが脇を痛め呼吸をするのも痛かった。

こうして今井雅之流⇔リアル追求によって展開する壮絶なオープニングは

毎回お客さんのド肝を抜いた。

 

舞台は一転、

ボ~ンボボボボボボという爆音とパらリラパラリラ~のクラクションと共に

暴走族が登場。ド迫力の乱闘シーンに引き込まれたところで開演前の注意事項コーナー。

大抵の舞台では開演直前に

『携帯電話のご使用はご遠慮ください』

などと無機質な場内アナウンスが流れるがソコは今井マジック。

シーンは集会から始まり、

暴走族『平成維新連合』リーダー近藤、と副長 土方、竜馬

そしてレディースの近藤の恋人お龍のコントを交えたユーモア溢れる見事な展開。

『ええか、オドレら集会の最中に携帯電話ピッピかピッピか鳴らしたらアカンどワレ!!』

そこへ遅れて会場へ来たお客さんが・・・

くおら!!オドレぃ!!集会に遅れるとはどういうっこっちゃ!!しばくぞボケ!!』

とスグに神業のアドリブが入る。単なる芝居じゃない。観ている自分もいつのまにか登場人物になってしまい

もう完全に会場は今井ワールドに魅き込まれている。

転換にも工夫が凝らされていてバタバタ感や興ざめする間がない。

お見事としかいいようがなく滅茶苦茶勉強させられた。

 

近藤と土方は卒業後 機動隊に志願する。

そこでテキヤ衆の伊藤甲子太郎、鈴木美樹三郎、

2002年MAKOTO新地雅之助&串間保

オカマの芸者、山崎丞
2002年MAKOTO小野寺丈

などが仲間に加わり山南が隊長、沖田が教官を務める機動隊へと編入する。

前半はメインキャストを中心としたアドリブ満載のコメディーチックな展開で笑いの渦で拍手と笑いが絶えず

観る者全員が個性的なキャストに愛着が湧き惚れ込んだ所で

終盤に向かうに連れて息を呑むシリアスな展開へ突入していく。

一方竜馬は学生隊を率いて学生デモを展開。

運命のいたずらか機動隊を務める近藤とは対立する道を歩むのである。

そして対立する竜馬と近藤の間で葛藤するおりょう。

結局おりょうは揺れ動きながらも竜馬と共に怠慢な国を相手にデモ運動を繰り返す

学生隊に参加してしまう。

2002年MAKOTOドカ珍め組の学生隊

ちなみに写真中央がゆめのしん。

舞台衣装合わせの際、学生隊ということで

みなジーンズなど各々学生隊らしい?格好で来るなか

相変わらず法被にドカチンズボンのゆめのしんをみて

『ゆめ、オマエはそれでイイ、それでガンガンいったれ!!』

と 今井監督の許可がおりて前代未聞のめ組法被にドカチンズボンの学生隊が誕生したのであった

 

学生隊は機動隊に追い詰められ篭城戦になる。

2002年MAKOTOゆめ台詞 


周囲は機動隊に囲まれ食料も底をつき満身創痍のなか

『俺達、いつこの戦いから開放されんのかな?』

『わかるわけねえだろ!!』

苛立ち、焦り、不安、負のイメージが場内には充満し殺気だっていた。

そんな中一人の隊士がギター片手に尾崎豊の『卒業』を歌いはじめる。

それは一瞬だけでも戦いから開放される瞬間であった。

いつしか全員無我夢中で歌ってた。涙しながら・・・

そして竜馬が戦い抜く決意を告げる。

続いてゆめのしんの台詞シーン

『そうだよ、竜馬の言う通りだ、俺達は自分の力で時代を切り開いていかなきゃならないんだ』

たったこの一行の台詞が難しかった。なんせキャスト全員半端じゃないテンションで

全員が竜馬の言葉に耳を傾ける中、耳目を一身に向けさせなければいけない。

半端な気持ちで言うのであれば黙ってたほうが納まりがつく。

竜馬がどんな想いで喋っているのか、みんながどんな想いで聴いてるのか、

そして自分はどんな想いでそれを聴いてどんな想いで賛同したのか。

無い脳みそを使って一言入魂。

遂に機動隊と学生隊が全面激突!!
2002年MAKOTO近藤今井VS竜馬AKIRA

鬼氣迫る決闘シーン。

『竜馬ぁ!!学生隊辞めろ!!俺と一緒に機動隊やろう?な?』

と説得する近藤の言葉も竜馬の耳には届かない

そして乱闘の末、

近藤の振りかぶった一閃が竜馬を貫く

激しい音を立てて壮絶に※階段から落ちる竜馬。

※階段落ちは新撰組をやる上で必殺の見せ場ともいえる名シーンで

この階段落ちも身体を張った技でプロレスで身心共に鍛えあげたAKIRAさんだからこそ出来る業なのだ。

 

『竜馬ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~』
2002年MAKOTO近藤と土方の腕の中で竜馬死す

友を自らの手で斬り捨てた男の悲しみに

会場を切裂くような近藤の悲痛の叫びが響き渡る。

近藤と土方に見守られなが竜馬は静かに息をひきとった。 

悲劇はまだ続いた。

デモに参加した近藤の恋人おりょうが戦いに巻き込まれ死んでしまう。

目の前が真っ暗になる近藤。

悲しみに暮れる間もなく国が突如方針を変え機動隊は反逆者としてワルモノにされてしまう。

『オマエら全員逃げろ!!俺は残って一人でも闘う』

『そんな・・自分らも近藤さんと一緒に戦います!!』

そんな隊士を説得し全員脱出させ一人で篭城する近藤。

涙ながらに近藤に最後の別れを告げ去り行く隊士達。

いつしか会場からは拍手が沸いていた。

 

静寂。

 

『ひとりぼっちか・・・ワシはさみしないぞ』

さっきまで賑やかだった静まりかえった城内でぽつりと呟く近藤。

その時、不意に足音が・・・・

『だ・誰や!!!!』殺気だって銃口を向ける近藤。

『※総長!!俺や土方や』※土方は暴走族時代の名残で近藤の事を総長と呼んでいる。

『なんやオマエか・・・つ、つかなんで戻ってきよんねん!!はよ逃げんか』

『色々考えたけどやっぱ総長だけ置いていかれへんねん。』

『おどれはアホか!!』

『せや、わしアホやもん』

怒鳴っても聴く耳持たぬ土方に近藤も折れて

『やったら二人で一緒に死ぬか!!』

『せやな、なんや楽しゅうなってきた!!!』

ハッハッハッハ!!!

と無邪気に笑う二人、

突如パパパパパパパン銃声が

近藤を庇って銃弾を一身んい受ける土方。

一コマ一コマがスローモーションのようにゆっくり流れてゆく

ひ、ひじかた~

という近藤の声で現実に戻ったかのようにゆっくり膝から崩れ落ちる土方。

声にならない声で

『そ・うちょう、またヘマやってもうたわ』

『せやオマエは大馬鹿野朗や』

『そ・そうちょう、いっつもゴメンな・・・』

『そんなこたいいからもう喋るな・・・』

その時 天空から白い雪が舞い降りる

『あ、そうちょう、ゆきや・・・キレイやなあ・・・・・』

『せやな・・・ホワイトクリ・スマスやな・・・』

土方を励ますために気丈に堪えて笑う近藤。

そして近藤に身を委ねる土方の首が力無く垂れる

ひ、ひじかた?

ひじかたぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~

雪が二人を包み込む

ジョンレノンのハッピークリスマスが切なくも流れ会場を涙で包む。

連日、暗転してキャストが去ってからも誰一人立ち上がろうとせず

この舞台に盛大な拍手を送りつづけた

そして今井さんが熱いメッセージを送る。

『この舞台を描いた当時は仮想の世界のものでしかなかった事が

2002年のいま現実になろうとしてます

たくさんの命を奪う戦争は絶対あってはならない事です。

挑戦し続けたいと想います。今日は有難うございました!!!』

再び場内割れんばかりの拍手。

 

そしてカーテンコール。

 

全員総立ちの惜しみ無い拍手。

 

キャストが去ってもまだみんな帰らず拍手を送り続けている。

 

拍手に応えて再びキャストが登場。

 

いい加減に手が真っ赤であろうに更に場内は沸く。

 

客席が照明に照らされ一人一人のお客さんの表情がクッキリと浮かぶ。

 

お客さんの顔はどの顔も惜しみ無い賞賛を贈る喜びに満ちた顔であった。



舞台終了
2002年MAKOTO学生隊

学生隊役キャストたちと。

左からキリ、ふみや、健太、きのっち、慎太郎、ゆめ

2002年MAKOTO恥団纏い

師走の忙しい中、祭狂メンバーや恥団も応援に駆けつけてくれた

みんな気合を入れて法被で来てくれたおかげで

開演前から『ゆめさんの親衛隊がおる!!!』

『え?どこどこ、』

『ほら最前列の法被きた集団。』

と暗い客席でも一際輝く目立ち過ぎな素敵なお客サンに

舞台裏は大騒ぎであった。
2002年MAKOTO恥団記念撮影 
この舞台MAKOTOは

これまでにゆめのしんが体験してきたどのステージよりも

熱く熱く興奮覚めやらぬ経験であった 。

今井さん有難うございました

そして共に笑い共に笑ったキャストのみんな

チームMAKOTOは永遠不滅ばい!!!

そして忙しい中駆けつけてくれたまねじゅん、祭狂メンバー恥団のみんな有難う

そしてこのすばらしい出会のキッカケを与えてくれた由美姉さん、本当に有難う!!

壮絶な舞台は幕を閉じ大きな大きな学びを獲ていよいよ二〇〇三年へ

 

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